【タイ留学 ー友達編ー タイ人の友達と最初にどうやって仲良くなれる?タイならきっと大丈夫】
日本の大学では、学部の中でも取る授業の選択肢が多く、友達と一緒に同じ授業をとるというよりは個人で取りたい授業を取ることが多いと思います。ですが、こちらに来て思うことは、仲の良いタイ人同士のグループ化が日本の大学より強いということです。学部、学科の中で必須で取らなければいけない授業が決まっているため、仲の良い友達と一週間の授業のスケジュールがほとんど一緒ということも珍しくありません。日本人の留学生の中には、受けている授業が3年生向けであるために、仲良しグループができあがってしまっていて入りづらいと感じた経験がある人もいました。
ですがタイに留学してみようかなと考えている方がもしいらっしゃったら、そんなに心配せずにぜひ留学に行ってほしいと思います。留学生に興味を持って話しかけてくれ、迎え入れてくれる人が多い環境だと感じるからです。私は最初の授業の日はとても緊張しましたが、授業の始まる時間よりも早めに行って人数が少ない時を狙おうと思って話しかけに行きました。「私は日本人の留学生なんだけど、この授業はここの教室であってる?」という感じにです。そしたら、「日本人なの?一人できたの?どの辺に住んでるの?」と興味を持っていろんなことを聞いてくれました。
タイの大学では、高校時代に日本語を学んだことがある人がクラスに何人かいたりするので、それもなじみやすい点の一つかなと思います。そういう人たちが「おはよう」と日本語で声をかけてくれると、「日本語知ってるの?高校で勉強したの?」というように話をしやすかったです。私が受けた社会科学部の30人くらいの小規模のクラスでは元気で明るい人が多くて、授業が始まってから2週目には、私が教室に入ろうとしたときに「あ、来た!Welcome だよ~ここに座りな!」と歓迎してもらえたのが驚きもしつつ感動したできごとでした。
仲の良いグループができている分、なじめたらすぐ授業後お昼ご飯一緒に食べようと誘われたりしやすいと思います。私は留学生で言語も不十分で、授業で少し会話をしただけなのにすぐに受け入れてもらえたというのがとてもうれしかったです。日本では授業が一緒というだけですぐに一緒にご飯を食べようとなるかというとなりにくいような気がします。外国人を迎え入れてくれるあったかさをタイに来て感じたので、この気持ちを日本に帰ってからも忘れないようにしたいと思っています。
Credit: Photo by Akson from Unsplash
タイ・シーナカリンウィロート大学留学中。